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派遣で本当に有効な資格とは何か

派遣で有効な資格とは業種によって違います。パソコン入力系の仕事であれば、パソコン系の資格が有効ですし、経理系の仕事であれば簿記の資格などが有効です。また物流系の仕事などでは、資格などより体力がものをいいます。正直に言ってしまえば、派遣であろうが派遣でなかろうが、仕事は資格よりも実務経験がものをいいます。例えば、ある会社が経理系の仕事で派遣社員を雇うとして、何の資格も持っていないけど経理の実務経験が3年ある人と、経理の実務経験がまったくないが簿記3級の資格を持っている人が応募してきて、どちらを使うかということになったら、資格はなくても実務経験のある人の方を採用する可能性の方が高いです。ですから、実務経験こそが何にもまして強力な資格だと思った方がいいです。

 

ですから、あまり資格取得だけに血道を上げるのはオススメできません。とは言っても、派遣で働く人は勤務先がちょくちょく変更されますから、何か客観的に自分をアピールできるものを持っていると、勤務先で自分がどういう能力があるのか、どういうことができるのかを説明する際に役立つ場合はあります。また転職する際にも、なにか資格を持っているとやはり有利なのは間違いありません。

 

資格を取るなら、先に述べたように自分が現在やっている仕事に関連するものを取得していくのが望ましいですが、とりあえず何か取りたいという人のために、比較的汎用性が高い資格を以下に紹介します。まず簿記の資格がオススメです。簿記の資格は経理の仕事などで役立つ資格ですが、簿記の知識というのはビジネスマンないし社会人であるなら誰でも知っておいて損はないものです。簿記を学ぶと経済ニュースなどもよくわかるようになりますからオススメです。また簿記の資格を一生懸命頑張って続けていけば、税理士などの国家資格取得へとつなげていくこともできますから、とても勉強しがいのある資格です。それから、英検やTOEICなどの英語系の資格もこれからの世の中勉強しておいて損はないです。

 

これからも国際化はどんどん進行していくことは間違いないですから、英語が堪能だとけっこう重宝されること間違いなしです。それから、介護系の資格も取得しておいて損はないです。日本はこの先しばらくは高齢化がどんどん進行していきますから、介護人材の需要もどんどん伸びていきます。介護の資格を持っていれば、いざ他の仕事で食べていけなくなった場合でも、介護の仕事でわりといい給料で職にありつける可能性が高くなります